羊的懸賞生活 
注:下からお読みください。


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 No.7 

ムウ「・・・・・嫌な予感がしますね。」

貴鬼「おいらも、嫌な予感がするよムウさま。」

シオン「余も嫌な予感がするのぅ・・・。」

貴鬼「でも、お肉は平気だったよ!」

ムウ「しかし、これは溶けますからね・・・。」

シオン「いかんせん聖域は田舎じゃからのぅ。」

ムウ「ちょっと、届くのに日にちがかかり過ぎたようですね・・・・。」

貴鬼「とりあえず開けてみようよ!!」

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ムウ「やっぱり溶けてますね・・・。」

シオン「これは何の懸賞じゃ?」

ムウ「生クリームの懸賞です。アイスクリームの詰め合わせ・・・・だったんです。」

貴鬼「冷凍庫に入れて、凍ったら食べられるかな?」

シオン「腐っておるのぅ。捨てるのじゃ。」

貴鬼「はーーーい。あーあ、アイスクリーム・・・・。」

ムウ「・・・・・・・・・。」

2001/06/12(Tue)


 No.6 

貴鬼「ムウさま、折角懸賞当たったのに開けないんですか?」

ムウ「ふふふ、犯人がじきに開けに来るからここに置いておくのだ。」

貴鬼「じゃぁ、隠れていたほうがいいですね。」

ムウ「・・・・・おのれ・・・・白桃泥棒・・・・・。」

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ミロ「〜〜〜♪おっ?!また何か当たったのかな〜〜〜♪
KUSAYA???なんだろう、まぁいいや開けちゃおう♪」

ガサガサ

ミロ「なんだ、魚の干物じゃん。当てるならこないだの桃みたいに、もっといいもの当てろよな!。
ま、酒のつまみにでももらっておくかな。」

ビリビリ

ミロ「・・・・・う?!?!な、なんだ・・・この臭い・・・・・ぅ・・・・助けて・・・カミュ・・・(パタリ)」


ムウ「ふふふ、犯人はミロでしたか。」

貴鬼「ムウさま、臭いよ!」

ムウ「たしかに、これはちょっと強烈ですね・・・・。」

貴鬼「おいら、くさやは食べたくないや。」

ムウ「これは、ちょっと私も遠慮したいですね。ミロと一緒に天蠍宮へ持っていきますか。」

2001/06/11(Mon)


 No.5 

ムウ「????」

貴鬼「どうしたのムウさま?」

ムウ「・・・・桃の香がしますね。」

貴鬼「本当だ!!!老師さまが持って来てくれたのかなぁ?!」

ムウ「缶詰の懸賞が当ったのかもしれませんね。」

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ムウ「・・・・・・・。」

貴鬼「・・・・ムウさまぁ・・・・箱しかないよ・・・・。」

ムウ「買い物に行ってる間に空き巣が入ったようですね・・・・。」

貴鬼「・・・・・桃・・・・・。」

ムウ「・・・・・・・・・おのれ・・・・・・。折角当ったのに・・・・・。」

2001/06/10(Sun)


 No.4  

貴鬼「わーーーい、お肉だ!お肉だ!」

ムウ「バターの懸賞であたったんです。」

貴鬼「わーーい、ステーキだステーキだ!!」

ムウ「今日のお昼に食べますかね・・・。」

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ミロ「腹減った〜〜〜メシ〜〜〜!」

カノン「メシくれメシ!」

ミロ「ぅお?!ステーキ!ちょーごーか!!いっただきまーーす!」

カノン「ゴラァ!バカ蠍!全部食うんじゃねぇ!俺にも食わせろ!」

ミロ「なんだよーーー!早い者勝ちだぞーーーー!!」

貴鬼「おじさんたち、みっともないよ。ムウさま台所にいるから、もっと焼いてもらえば?」

カノン「おーーい、ムウ!もっと肉焼いてくれ!」

ミロ「この肉マジうめぇーーー!もっと焼いて!!」

ムウ「・・・・仕方ないですねぇ。」

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ミロ「わーーーい、肉だ!肉だ!」

カノン「ゴラァ!全部食うなバカ蠍!」

貴鬼「駄目だよ!おじさんたち!それはムウさまの分だよ!!」

カノン「だってミロにとられちまったんだから仕方ないだろう!!
モグモグ!うーーーーーーーん!美味い!!!」

ムウ「・・・・・ない・・・・私の肉・・・。」

ミロ「すげーうまかったぞ!」

ムウ「・・・まだ一口も食べてないのに・・・」

2001/06/09(Sat)


 No.3 

三時

ムウ「貴鬼?!何をやっているのだ!?」

貴鬼「ムウさま、この花おいしいよ!」

ムウ「・・・・それは食卓に飾る花です。」

貴鬼「え?!テーブルにおいてあったから、おやつかと思っちゃった、ごめんなさい。」

ムウ「・・・・・・。」



夕飯

アイオロス「随分豪華な花だな」

ムウ「クッキングペーパーの懸賞で当たったんです。」

アイオロス「しかしなぁ、ここに花がおいてあったら、コロッケが乗らんぞ。」

ムウ「それは『食卓に季節の花をお届けします』という懸賞で当たったんですから、テーブルに置くんです。」

アイオロス「教皇の寝室に置いたらどうだ?教皇よろこぶぞ。」

ムウ「あんなところにおいたら、尻に突っ込まれてしまいますから、いやです。」

アイオロス「・・・・・そうか。・・・・しかし、邪魔だなぁ。」
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ムウ「?!花知りませんか?!」

アルデバラン「花?」

ムウ「ここに置いてあったお花です。花瓶もない?!」

アルデバラン「ああ、さっきアイオロスが、『サガが喜ぶに違いない!』とかいって持っていったぞ。」

ムウ「・・・・・・・。」

2001/06/08(Fri)


 No.2 

ムウ「聞いてください、シオンさま。パジャマが当たったんです。」

シオン「?当たった?」

ムウ「歯磨き粉の懸賞で、このパジャマが当たったんです。」

シオン「ふむ、センスのない寝間着じゃのぅ・・・。」

ムウ「そうでございますか?貴鬼とお揃いなんですよ。」

シオン「余の分はどうした?」

ムウ「親子パジャマなんです。それに、シオンさまの立派なお体じゃ、入らないと思うのですが・・・。」

シオン「・・・・。しかし、余と寝るのに、どうして寝間着が必要なのじゃ??」

ムウ「は?」

シオン「なるほど、寝間着を脱がせて欲しいのだな。ムウや、ちこう♪」

ムウ「いえ、私はパジャマを着ていたいので、貴鬼と寝かせてください。」

シオン「しかしのぅ、着たままではヤりにくかろう。まぁ、半裸もたまにはよいか。」

ムウ「しかしもかかしもないです、私はパジャマを着たいんです!。」

シオン「余に口答えをするとは、三百年早いのじゃ。さて、ヤるかのぅ。」

ムウ「・・・・・・・。」

2001/06/07(Thr)


 No.1 

ムウ「聞いてください、シオンさま。エプロンが当たったんです。」

シオン「?当たった?」

ムウ「洗剤の懸賞で、このエプロンが当たったんです。」

シオン「・・・・何じゃ、その魚屋みたいなエプロンは?!余の買って来たエプロンはどうした?!」

ムウ「シオンさまのエプロンは、ヒラヒラでフリフリで・・・その・・・・折角頂いたエプロンが汚れるといけないので、大事にしまってあります。」

シオン「・・・・・着なければ意味がなかろう。今すぐ着るのじゃ。」

ムウ「え?」

シオン「同じことを二度言わせる出ない。」

ムウ「・・・・折角エプロン当たったのに・・・・。」

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シオン「ほうほう、ムウは可愛いから良く似合うのぅ♪さて、ヤるかのぅ♪」

ムウ「結局脱がせるんじゃないですか!!!!」

シオン「服は脱がせるがのぅ、エプロンは着けたままじゃ♪」

ムウ「は?」

シオン「・・・・・♪裸エプロンじゃ♪よいのぅ〜〜〜〜♪」

ムウ「・・・・・・。」

2001/06/06(Wed)