郵便局踏切解消へ、観光列車構想前進


2001.04.26掲載

 碓氷観光鉄道構想に関する話題として、3月5日に行われた群馬県議会一般質問の内容が、4月10日発行の「群馬県議会議員・岩井均の県議会レポート」に掲載されました。岩井均群馬県議の許可を得て、関連部分を全文転載致します。


「横川郵便局脇の踏切解消へ、観光列車計画を支援」

質問:岩井 均 

 碓氷峠鉄道文化むらを核とした地域振興策について、県はどのように考えているのか。

答弁:福島企画部長

 県では、松井田町や軽井沢町、JR東日本の協力を得て、9年度に横川軽井沢間周辺整備基本構想を策定した。この構想の下、県と松井田町が一体となって碓氷峠鉄道文化むらを開設するなど、地域振興に努めてきた。
本年4月には鉄道文化むらが3年目を迎えるが、当初の予想をはるかに上回る多くの方々が訪れているようであり、誠に喜ばしい限りである。
 これまで県では鉄道文化むらの他、くつろぎの郷整備をはじめ、めがね橋や旧丸山発電所を結ぶウォーキングトレイル(線路をたどる遊歩道)整備事業なども支援してきた。今後、横川地区の鉄道文化むらと坂本地区を結ぶトロッコ列車の運行が検討されているので、この計画の障害となる旧信越本線と県道との交差部分の解消策について所要の予算を本議会にお願いしている(1100万円の調査費が決定)。
 県としては今後とも碓氷峠鉄道文化むらを核とした地域振興策を引き続き積極的に支援していきたい。


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