撮影: 2000.3.21

思わぬハプニングで20日のソ300移動は中止になりましたが、休園日の21日にはスムーズに車両搬入が行われました。午前8時半からソ300を碓氷峠鉄道文化むら屋外展示スペースに搬入、次にキハ35を搬入しました。
残りの車両の園内搬入は、屋外展示スペース展示車両の一部配置変更があるため、後日行われます。

※本記事は、碓氷峠鉄道文化むらの許可の元で取材を行い掲載しています。



ソ300を搬入し一仕事終え、待機する軌道モータカー重連。
ソ300は、170トンもあり、重量のため登らず、一度バックして勢いを付けてやっと運び込みました。


搬入されたソ300。後ろはDD53 1。
異形の大形車両が並ぶ姿は異様な迫力です。



ソ300とDD53 1
連結してあります。




ソ300の据付が完了し、次はキハ35の番です。仮設軌道の準備中。




仮設軌道を敷きます





軌道敷設用の専用重機でレールを動かして連結を調整中。
従来同様、今回も2フィート「あぷとくん」の線路をまたぐ形で仮設軌道が敷かれました。


東鉄工業、渡辺軌道建設工業、三栄興業の皆さんにより、これまでの車両搬入と同様、手馴れた作業が進んでいきます。プロの仕事です。



キハ35搬入用の線路敷設作業が進みます。



軌道モーターカー重連に押されてキハ35形気動車がゆっくりと進入してきました。もちろんエンジンはかかっていません。



キハ35 901
キハ35形は、気動車では最初のオールロングシート・3ドアー・両開き扉を採用した通勤用気動車として開発されました。1963年から10両制作された900番台は、ステンレス綱を使用した最初の気動車です。
当初、千葉県内で使用されていましたがその後八高線で使用された車両です。


中山道踏切を通過。
ゆっくり慎重に軌道モーターカーがキハ35を押していきます。
行先表示が、八高線の高麗川になっています。



2フィート「あぷとくん」の線路を慎重にまたいでいきます。
キハ35 901は、屋外展示スペース最北端のキニ58 1に連結される形で据え付けられました。



2フィート「あぷとくん」乗り場上屋工事はそろそろ完了です。







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