撮影: 2000.4.11

休園日の4月11日、D51 96、マイネ40 11、スニ30 8、キハ20 467が屋外展示スペースに搬入されました。これで文化むらの展示予定車両は全て園内に搬入されたことになります。


※撮影: 碓氷峠鉄道文化むら



7日に文化むら駐車場内で組み立てられた後、EF63保存線基地に留置されていたD51 96を、文化むらのモーターカーTMC500A+TMC200Bの重連が迎えに来ました。



モーターカーに牽引されてD51がゆっくりと動き出しました。
ここからEF63保存運転線を通って旧信越線上り線まで牽引されます。EF63保存運転線は旧信越線の上り線につながっており、旧信越線から屋外展示スペースへの搬入線が分岐しています。


屋外展示スペースでは、仮設線路の敷設が開始されました。これまで何度も繰り返された作業なので、スムーズに工事が進んでいきます。



旧信越線上り線まで牽引されてきたD51 96。ここで予め移動しておいたマイネ40 11と連結されます。


旧信越線上り線で待機中のD51 96+マイネ40 11+モーターカー重連の「列車」。非常に興味深い光景です。
D51がこの場所まで来るのは、旧信越線の横川・軽井沢間が粘着運転化される際の「新線」敷設工事以来です。


同じく、マイネ40 11。





旧信越線上り線を、軽井沢寄りの旧信越線下り線へのポイントまで移動します。このポイントは、屋外展示スペースへの展示車両搬入のために文化むら建設時に作られたもの(位置はその後、何度か変更されました)です。このポイントから先で、下り線は屋外展示スペースへの搬入線に接続しています。


ポイントを渡って、下り線−搬入線へ入ります。




慎重に確認しながらゆっくりと移動していきます。この区間は25パーミルの勾配(横川方面に向って下り勾配)なので、重い機関車の移動には慎重さが要求されます。文化むら建設時より、何度も繰り返されてきた作業ですが、現場には緊張感が漂います。


モーターカー重連のブレーキで慎重に坂を下りて、屋外展示スペース搬入線に向います。




屋外展示スペースの所定の位置に到着したD51 96+マイネ40 11。
D51を納めるため、展示線が延長されました。









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