撮影: 2000.5.27

 5月27日午前10時30分から松井田町坂本の「碓氷峠くつろぎの郷」で、第54回群馬県植樹祭が約1800人の参加者で開かれました。一昨年沼田市で全国植樹祭が開かれましたが、その時種から育てたヤマモミジ、レンゲツツジ、ねむのきの苗木など2000本以上が参加者により植えられました。
 式典は、松井田町立東中学校、南中学校の吹奏楽の演奏で始まり、地元松井田町の内田武夫町長が挨拶をし、次に主催者である小寺弘之群馬県知事が「緑はうるおいと安らぎを与える。地球環境のためにも大切に育てたい」と挨拶をしました。
 緑化功労者の表彰では、地元松井田町坂本を考える会武井政夫会長が、長年の緑化、花を育てる運動で表彰されました。県内の各小中学校にある「緑の少年団」を代表して、地元坂本小学校が決意表明をしました。
 次に、来賓として招かれた、元内閣総理大臣中曽根康弘衆議院議員が「老人は、木を植えることが楽しい。材木屋だが、木のお陰で長生きできるようだ」と挨拶しました。
 最後に会場では、勢多農林高校のアジアからの留学生をはじめ、各校の「緑の少年団」などが植樹作業を行いました。
 今回植樹したところは庭園になり、来年4月には松井田町が建設中の温泉交流施設がオープンする予定です。

 なお、植樹祭参加者のうちウォーキング希望者は、JR横川駅から旧信越本線の線路上を旧丸山変電所前を経て「碓氷峠くつろぎの郷」の植樹祭会場まで歩いて到着しました。昼食後、「アプトの道」を坂本から碓氷湖まで歩き、知事と「緑の少年団」の懇談も行われました。
※今回のウォーキングについては植樹祭の一環として地元の植樹祭参加者の方達を中心に区間も限定して行われました(碓氷湖まで)ので、ニュース等で告知しませんでした。ご了承ください。
※旧信越本線(新線)の横川−軽井沢間ならびに、「アプトの道」として公開されている区間以外のアプト式旧線跡地については全線立入禁止です。碓氷峠鉄道文化むらや松井田町が主催するウォーキングに参加する以外、現地線路敷地内への立入りや写真撮影はできません。ご理解をお願いします。



地元松井田町を代表して挨拶をする内田武夫松井田町長。


主催者挨拶をする小寺弘之群馬県知事。
「緑はうるおいと安らぎを与える。地球環境のためにも大切に育てたい」


緑化功労者の表彰を受ける地元松井田町の「坂本を考える会」武井政夫会長。


式典の演奏を行う東、南中の吹奏楽部。


全国植樹祭のシンボルマークを考案した小板橋範江さん(東中学校3年生)。


坂本小学校「緑の少年団」を代表して決意表明をする佐藤勇輝さん(6年生)。


来賓挨拶をする元内閣総理大臣中曽根康弘衆議院議員。
「老人は、木を植えることが楽しい。材木屋だが、木のお陰で長生きできるようだ」


植樹する太田市韮川小学校「緑の少年団」の皆さん。



同じく植樹作業の光景。


群馬県立勢多農林高校に留学中のマレーシア、ネパール、インドなどの留学生の皆さん。笑顔で作業中です。




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