パノラマレイアウトの様子 撮影:1999.3.13
資料館内の建設中のパノラマレイアウトがほぼ完成し、プログラム運転の調整、各車の試運転が盛んに行なわれていました。
元国鉄制服に身をつつみ、現役時代さながらに試運転列車を真剣な眼差しで見つめる鉄道資料館パノラマレイアウト運行責任者 古田元邑(もとくに)氏。

元国鉄制服がお似合いの古田氏よりパノラマレイアウトについてメッセージを頂きました。
「元国鉄横川機関区車輌検査長です。自宅に18坪の鉄道模型のレイアウトを持っています。根っからの鉄道模型好きです。これから鉄道資料館のジオラマの維持管理を株式会社カツミに依頼され行います。HOゲージは縮尺1/80。レール幅は16.5o。電圧は直流12Vです。コンピューター制御のジオラマのシナリオは3種類あります。標準バージョンが18分15秒。碓氷峠バージョンが17分15秒。新幹線バージョンが18分15秒です。また、Nゲージはご自分の模型を持ち込み、走行させることができます。碓氷峠、横川駅でのEF63連結を復元した楽しいジオラマですからぜひお出かけください。」
   
持ち込み車両による有料運転が出来るNゲージレイアウトです。
手前にブルーのラインのところから車両を載せ、本線内を数周して、戻って来ます。
情景のテーマは、碓氷峠ではなく、山あり、海あり、町ありと多彩になっており、情景付レイアウトで運転することの面白さを狙っています。
   
HOゲージパノラマレイアウトのコントロールボードです。
本線、新幹線を走る列車、駅構内のポイント操作はすべてここで制御されます。
走行状態のモニター、プログラム運転のテーマの選択などが行なわれます。
株式会社カツミのスタッフがプログラム運転の調整を行なっています。
   
HOゲージパノラマレイアウト内に忠実に再現された松井田町役場庁舎。
   
HOゲージパノラマレイアウト内に忠実に再現された旧中山道の宿場町の建物。
この木造家屋、切妻形は、「お西、お東」と言います。左がお西、右がお東です。江戸時代の中山道沿いの五料村の名主の家です。お西とお東が1年交代で名主を勤めたといます。先にお西が家屋敷土地を町に寄付し、教育委員会で予算を付け修復作業をしました。明治天皇が休憩したそうです。
その後、お東も後ろを高速道路が通過し、寄付され、数年後教育委員会で修復しました。これで江戸時代の珍しい名主の家が2軒並んで復元されました。
   
横川駅構内、待機、引き上げ線に佇むEF63電気機関車。
ここに待機し、列車が到着すると、本線に転線し、列車の最後尾にプログラム運転で自動連結します。
   
横川駅に到着した189系「あさま」に慎重に近付くEF63重連。
 
連結完了!。
かつて、横川で日常、普通に見られた風景が模型の中で忠実に再現されています。
となりのホームに停車しているのは、先輩のED42と82系「白鳥」です。
   
碓氷峠をテーマにした運転の他、現役JRの看板列車たちもところ狭しと駆け回ります。
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