Solaris 8 Early Access |
YAMAMORI Takenori ●yamamori |
このページは、技術評論社 SoftwareDesign 2000年3月号、『Solaris 8 Early Access』の原稿を元に、Web 用に再構成したものです。
Solaris 8 では、sun4cアーキテクチャ(SPARCstation2など)が切られてしまいました。 Solaris 7 のリリース中で最終の、Free Solaris 7 11/99版を Free Solaris として入手された方はラッキーといえるでしょう。
ところで、Solaris 8のいいところは、英語版のままでも必要十分に 日本語対応しているところです。日本語版(Multilingual版)メディアを 使ってインストールする場合でも、「LANGUAGES」CD-ROMをインストールしなければ、 英語版相当(日本語LOCALEは有り)の状態になります。 私としては、通常の日本語版よりこちらの方がお勧めです。 エラーメッセージとか、あえて日本語になって欲しくないものは英語のまま になります。 Solaris 8 EA の段階で、「これならむしろ英語版のままの方がいい」と実感できました。
Free Solaris 7が英語版しかなかった頃(1998年)、 X11R6.4をX_LOCALE付きでmake Worldして、 強引に日本語化して使いました。 こうして書いたのが、 『フリー Solaris でここまでやれる!』 です。 Netscape 3.04, 4.08, 4.51 についても、XmTextField や、kinput2 での日本語入力を含め、日本語対応できました。 kterm + Wnn4.2 + kinput2 も OK です。
ちなみに、Free Solarisが最初に登場したのは、Solaris 2.6の時です。 これは1998年8月11日に注文して、1998年9月7日に届きました。