ミロたんといっしょ(しょうねんミロたん大人へのみち その1)

 

10年前

その日のトレーニングを終えたミロ(10歳)は、目の前を歩くカミュ(10歳)に気がつき走りよった。

ミロ「おーい、カミュ!」

カミュ「ミロじゃないか。お前も今、トレーニングを終えたところか?」

ミロ「うん。もうヘトヘトだよ。そうだ、たまには一緒に風呂にはいろーぜ。」

カミュ「そうだな。昔みたいに背中を洗いっこでもするか!!」

 

宝瓶宮・浴室

ミロ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ミロは黙ってカミュを見つめていた。

カミュ「おい、どうしたんだよミロ?」

ミロ「カミュの裏切り者ぉーーーー。お前は俺の友達だと思ってたのに・・・・。」

カミュ「いきなり泣き出してどうしたんだ?」

ミロ「カミュの馬鹿ぁーーーーー。」

ミロはカミュを突き飛ばすと、腰にタオルを巻いたまま宝瓶宮を出ていった。

 

双魚宮

 アフロディーテ(12歳)は、自慢のバラ園の中で、腰にタオルをまいただけの姿のミロを発見し驚いた。しかも、ミロはビービーと泣きじゃくっていた。

アフロディーテ「ちょっと、あんたそんな所で一体何をしてるの?」

ミロ「びえーーーーん。」

アフロディーテ「その姿・・・・・・。あんた、まさか教皇の間から逃げてきたんじゃないだろうね?」

ミロ「びえーーーん。」

アフロディーテ「泣いてばかりじゃ、分からないだろう。黄金聖闘士ともあろう人間が、そんなにビービー泣いて、みっともないとは思わないの!?」

ミロはアフロディーテに怒鳴られて、涙をぬぐった。

ミロ「・・・・・グズッ・・・・・・。アフロディーテェ。ちんちんの毛生えてる?」

アフロディーテ「はぁっ?」

ミロ「うん、だからね。ちんちんの毛だよ。見せて。」

アフロディーテ「はぁ??あんた、もしかしてまだ生えてないの?」

アフロディーテの質問に、ミロは小さく頷いた。

アフロディーテ「ふふふふっ。そうか、そうか。それで僕のが気になるんだね。僕はもう大人だよ。そんなの当然じゃないか。君みたいな、ツルツルとは違うよ。」

アフロディーテは笑いながらミロに答えた。

ミロ「ツ・・・・・ツルツルゥ??」

アフロディーテ「だって、ミロのはツルツルなんだろう?」

ミロ「ア・・・・・アフロディーテのばかぁ〜〜〜。」

アフロディーテ「馬鹿に馬鹿って言われたくないよ。とっとと出て行きな。このツルツル坊主!」

ミロ「びえーーーーーーーーーーん!」

ミロは、アフロディーテに双魚宮を追い出され、腰に巻いたタオルをなびかせながら宝瓶宮へと戻った。

 

宝瓶宮

 ミロは宝瓶宮に入ると、通路の真中に自分の服を見つけた。その服は丁寧に畳まれている。

ミロ「あっ・・・・カミュ、怒ってる。でも、元々カミュが悪いんだ。自分だけ勝手に大人になりやがって・・・・。」

 ミロは服に着替えると、処女宮へと急いだ。

 

磨羯宮

 シュラ(13歳)は、こそこそと自宮を走り抜けようとするミロを2階から見下ろしていた。

シュラ「おい、チビ!黙ってここを通る気か?」

ミロ「え?シュラ帰ってたんだ。さっきはいなかったのに・・・やばいな・・・・。」

 ミロはこの目つきの悪い、何を考えているから分からない年上のシュラが苦手だった。宝瓶宮に出入りするときは、必ずシュラのいないときを狙った。自分でもその理由は分からなかったが、本能的にシュラを避けていた。

シュラ「なにをブツブツと言っている!言いたいことがあるならはっきり言え!」

ミロ「・・・なんでもない。」

 ミロは首を勢いよく横へ降った。

ミロ「えっと、ここを通りたいんだけど・・・・・・・。だめ?」

 ミロは2階にいるシュラを上目遣いで見ながら首を傾げて聞いた。

シュラ「駄目だ!!」

 シュラはそういうと、テラスの手すりに手をかけ、床を蹴って1階へと飛び降りた。そしてミロの前まで歩いていき、口元をイヤらしく吊り上げてミロを見下ろした。

シュラ「俺がここにいたのは残念だったなぁ、ミロ。俺がいるかぎり、ただではここを通さんぞ。ふっふっふっ・・・・。」

ミロ「な・・・・・なにをする。」

 ミロは思わず後ずさりをした。

シュラ「くっくっくっ。。。。そう怖がるな、痛いのは最初だけだ・・・・・。」

アフロディーテ「シュラ、やめなよ!」

シュラ「邪魔をするな、アフロディーテ!」

アフロディーテ「シュラ、そんなことはいつでもできるじゃないか。それよりも、もっと面白いことが・・・・。」

 双魚宮からミロを追いかけて磨羯宮まで来たアフロディーテは、シュラに耳打ちした。

シュラ「なるほど・・・・。そうか、ミロ。お前、まだ生えてないのかぁ!」

ミロ「え?」

 ミロは、アフロディーテとシュラの邪悪な笑顔に更に後ずさりをした。

シュラ「おっと、逃がしはしないぜ。くっくっくっ・・・・・・。」

 シュラはミロの後ろを取ると、ミロの両手を掴み上に上げた。ミロはシュラに万歳の格好させられた状態になった。

ミロ「なっ・・・・・なにをする!!」

アフロディーテ「あーら、そんなに怖がらなくてもいいんだよ。お兄さん達が、本当にミロたんがチュルチュルなのかどうか見てあ・げ・る♪」

ミロ「ちゅ・・・・・ちゅるちゅるぅ??」

 アフロディーテはミロの前にしゃがむと、ミロの鼻をつまみながら、優しく笑いかけた。しかし、もう片方の手はミロのズボンに向けられていた。

アフロディーテ「だーいじょうぶ。取りあえずは、見るだけだから、見・る・だ・け♪」

 アフロディーテは一気にミロのズボンをパンツごと一気に引き摺り下ろした。

ミロ「うわっ、何をする。やめろ!!!」

アフロディーテ「あーら、本当にまだ生えてないんだぁ〜。かわいいーーー♪」

ミロ「か・・・・・かわいいだと・・・・。」

シュラ「ほぅー。どれどれ・・・・・。」

 シュラはミロの後ろから覗き込んだ。

シュラ「ふっ。お子様だな・・・・。」

ミロ「お・・・・・おこさまだって??」

シュラ「おっと、暴れるなよ。」

アフロディーテ「やーーーーん、本当にミロたんのってかわいいーーー。」

 アフロディーテは、笑いながら幼いミロのモノをペチペチと指で弾いて遊んだ。ミロのモノはアフロディーテの指の動きに合わせて左右にゆれている。

ミロ「や・・・・やめろ!!」

アフロディーテ「やっだぁ、こんなに可愛いモノをぶら下げて、強がっても怖くないよ〜。」

シュラ「おい、アフロデェーテ、代われ!!」

アフロディーテ「えー、もうちょっと遊ばせてよ。まだまだ時間はたっぷりあるんだしぃー。」

ミロ「くっそ、放せぇ〜〜〜!!」

シュラ「動くなといっているだろう、ツルツル坊主!」

ミロ「ツルツル言うな!!そういうシュラはどうなんだよぉ!!」

シュラ「ふっ、愚問だな。この俺に生えてないとでも思っているのか??見たいなら後でゆっくりと見せてやる。楽しみにしておけよ、ツルツル坊主!!」

ミロ「お前のなんて見たくない、放せ・・・・・。」

アフロディーテ「ミロは、そんなにここの毛が欲しいの??」

 アフロディーテはミロの股間から顔へと視線を移動させて、聞いた。

ミロ「・・・・欲しい。」

アフロディーテ「だったら、お兄さんが書いてあげる!」

ミロ「えっ?」

アフロディーテ「ほら、これ。なんだか知ってる??」

 アフロディーテは1本のペンを取り出し、ミロの目の前でユラユラと揺らした。

アフロディーテ「まだ毛の生えてないお子様ミロたんは知らないかな。これでね、毛を書くんだよ。本当は眉毛を書くんだけど、今日は特別サービス。ミロのためにここの毛を書いてあげるよ!」

シュラ「おい、アフロディーテ。油性のマジックはないのか?そっちのほうが、楽しいぞ!」

アフロディーテ「うーん、マジックはない。今日は眉墨で我慢してよ、シュラ。」

シュラ「仕方ねーな。」

ミロ「やっ・・・・やめろぉ!!!!」

アフロディーテ「騒いだって、だめだめ♪」

ミロ「うっ・・・・・・うわーーーーーん。」

シュラ「ぷっ・・・・おいおい、こいつ泣いてるぞ。」

アフロディーテ「ぷっ・・・・・くくくっ。かっわいいーーー。ふふふふっ・・・・・。」

 アフロディーテは眉墨でミロの股間に放射線状の線を数本書いくと、口に手をあてて笑い出した。

アフロディーテ「ふふっふふふっ・・・・・・・・シュ・・・・シュラ・・・・・これ結構楽しい・・・・。」

シュラ「ん、どれ、俺にも見せろ・・・・・。ぷっ・・・・・・。ミロ、お前のちんちん、ますます可愛くなったぞ・・・・。アフロディーテ、俺にも落書きさせろ!!くくくっ・・・・・・ははははっーーー。」

 シュラはそういいながら腹を抱えて笑った。

ミロ「びえーーーーーーーーん。」

 ミロはアフロディーテとシュラが笑い転げている隙に、足に絡まったズボンをたくし上げ、一目散に磨羯宮宮から逃げ出した。

 

処女宮

ミロ「ちくしょう、シュラとアフロディーテめ。いつか寝込みを襲って、ちんちんの毛をツルツルに剃ってやるぅ!!」

 ミロは裏庭から処女宮へと戻るシャカ(10歳)を見つけた。もちろん、ミロの視線はシャカの下半身にくぎ付けだ。

ミロ「(シャカにまで生えてたらどうしよう・・・・。)」

シャカ「ミロ、そこで何をしているのだ!」

ミロ「ちょ・・・・・ちょっと毛の調査を・・・・。」

シャカ「ふむ、それで成果はあったのかね?」

ミロ「ん・・・・・あったと思う・・・・・。」

シャカ「ほう?」

ミロ「カミュにはもう生えていたんだ。」

シャカ「・・・・・・。」

ミロ「アフロディーテとシュラにも生えているみたいなんだ。」

シャカ「で、君は?」

ミロ「さっき、生やされた・・・・・・・。」

シャカ「ん?」

ミロ「違う!違う!俺も、もちろん生えてるよ。」

シャカ「そうか・・・。」

ミロ「それでさ、お願いがあるんだけど・・・・。」

シャカ「なんだね?」

ミロ「お前のも見せろぉーーーーーー!」

 ミロはそう叫ぶと、目にも止まらぬ早業でシャカの袈裟を下からめくり、一気にフンドシを引き下ろろした。


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