ギリシア旅行記

3月14日(金)エーゲ海ミニクルーズ

<灰色のエーゲ海>

朝食が7:00からのため、今日は6:30起きです。ん?毎日7時前起きじゃないか私??偉すぎ!!
今日もツアー利用のため7:20分にロビーに集合なんですが……、朝食15分って事?!会社行くんじゃないんだからさぁ……(号泣)
しかも朝食滅茶苦茶美味しいんですが〜〜〜!
種類も多いし、何と言ってもケーキが沢山ある!!そのうえコーヒーが水じゃない!!
うまぁぁぁっぁい!!うまいよぉぉぉぉ!!!
こんな美味い朝食を15分しか食べられないなんて、悲しすぎる(号泣)

泣く泣くレストランを後にし、ロビーで待っていると、やっぱり迎えが来ません。
今日はエーゲ海ミニクルーズなので、時間に遅れると船が出向してしまうのです。
……大丈夫かよ。
待つこと5分、お迎えが来ました。結局参加した3つのツアーはすべて迎えが遅刻したのでした。
時間にアバウトすぎ。

今日は気温が低く、曇りでしかも強風です。せっかくのクルーズなのに……。
いつもどおりホテルを巡ってお客さんを拾い、すぐに港につきました。
が、空は分厚い雲に覆われており、海は見事な灰色です。しかもますます風が強くなっているではないですか。
こんなんで船でるのかなぁ、と思うくらいの強風です。
きっと大きい船なのね!と、でかい船を想像していたのですが、それらしい船はどこにもありません……。
ま、まさか目の前に止まっているあれか!?
ぅおおおお〜〜〜あんな小さい船じゃ絶対酔うよ、マーマ!!

今回旅行を計画するに当たり、エーゲ海ミニクルーズはかなりどうでもよいツアーでした。
船見ただけで、酔っちゃうんですよ、私。
何が嫌いって、船が嫌い、大嫌い。
ライン川くだりの観光船でも酔ったくらい船が嫌い。
しかも島なんて行ってどうするんだよ!?遺跡あんの?博物館は?てか、星矢と関係あるの!?
と、悩みに悩んだのですが、一応ギリシアに行きました記念で参加してみることに……。

船にのると、日本人は2階、その他は1回と案内されました。
2回のフロアーにはツアー客の日本人で埋め尽くされています。キャミソールにミュールにブランドバッグのこじゃれた日本人のねーちゃんたちに、思わず「お前等これからどこにいくんじゃ?!」と驚いてしまいました。
案の定おねーちゃんたちに、私達の探検隊のような装備に嫌な顔されてしまいましたが(^^;;)

まず、船の名物ガイドさんヨーコさんから日本語でミニクルーズの説明を受けました。
ヨーロッパでは彼女のことを知らない人はいないといわれるほどの、名ガイドさんだそうです。
ああ、日本語の説明があるって楽だよな〜〜〜
エギナ島にあるアフェア神殿へ行くオプショナルツアーへ参加する人は$かユーロか日本円でツアー料金を払うようにとのこと。
妹に頼んでお金を払ってきてもらうと、すぐに戻ってきました。釣りがないとのことなので、ドルで支払うことになったのです。
何故か財布にドルが入ってるオタク姉妹。ラスベガスですった$$$$を取り戻そうと、いつでもアメリカに行けるように財布の中に入れっぱなしだったんですよ。
まさかこんなところでドルが役立つとは思いませんでした。

入れとこう、財布の中に円とドル

案の定船がぐらんぐらん揺るので、外に出てみるとすごい風です。しかし、海は大して波立っていません……
ここは本当に海かってくらい穏やかなのです。
実は湖だったり、なーんてね。

船の後ろの方のあまり揺れない席を発見。私はそこに座ってただ島につくまでじーっと耐えていたのでした。
海は暗い色だし、浮かぶ小島には松が生えていてまるで松島だし……。
どうも景色を眺めていると、どこかで見たことのある風景な気がしてなりません。
ああ、この風景……ライン川に似ているような……。

海が青くないと、なんてつまらないんだろう……。
しかも、でかいカメラを持って一人で座っているせいか、カップルや親子連れが、写真を撮ってくれと入れ食いなのです。
む、むなしい……。

一方その頃妹は船の中で犬と戯れていたのでした。なんで犬が船に乗ってるんだ……。


サロニコス湾の朝

暗い海……

突風でも静かな海……

<ポロス島>

船に乗って約2時間、ポロス島へ到着。
おおおおおおおお!!赤い屋根、白い壁、青の窓枠!!絵に描いたようなギリシアだ!!
なるほど、刷り込まれたギリシアのイメージは島の風景だったわけです。
でも、全然聖闘士星矢じゃない……(笑)

デッキからぱしゃぱしゃ写真をとっていると館内放送が日本語流れ、船の出発時間を案内していました。
……見学時間45分?!
この島にはポセイドン神殿の跡があるらしいので、そこまで時間内にいけるかどうか、船をおりたところにいたヨーコさんに聞いてみると
「ポセイドン神殿跡は畑になっちゃったのね〜」
とのこと……。は、畑ぇぇぇ?!
島唯一の遺跡が畑とは、他に何しろというのだ!?ツアーのお客さんはそれぞれのガイドさんと一緒に時計塔にむかって階段を上っていきます。狭い道をみんなそこへ向かって進むものだから、コミケかってくらいの渋滞です。
ひねくれものの私達は、その光景に呆然としながら細い路地を右へと曲がりました。
細い路地、白い壁、屋根で寝てる犬、のどかだねぇ……。


呆然……

路地を曲がるとだれ〜もいない

シーズンオフの静かな町並み

みんなここへ行ったらしい

階段を登ると街が見下ろせる

のどかな町並みをぷらぷら歩いていると、船の出港15分前なので戻ることにしました。が、ここはどこだろう……(笑)
まぁとりあえず海に向かって歩いて、あとは湾沿い歩けばつくかと、暢気なものです。
案の定その通りで、港に出ると船が停泊しているのが見えました。港は土産屋やカフェが並んでおり、歩いているとお土産屋のおばちゃんが「コンニチハ〜〜ニホンジィ〜ン?ミルダケタダ〜」と声をかけてくるではありませんか。しかもどこもかしこもです。
素晴らしいぞ、ギリシア!おばちゃんが日本語喋ってるよ(笑)
いかに日本人観光客が多いかということですね。素晴らしいぞ、日本人。

船に乗るとすぐに昼食でした。
ツアーごとに座るように言われたんですが、ツアーじゃないのでどうしよう……(笑)
とりあえず適当に座ってると、新婚旅行の夫婦が同じテーブルに着きました。
いいなぁ……なんでよりによって妹と来ちゃったんだろう。む、むなしい……。
しかもご飯不味いし(T▽T)
何食べたか記憶にないくらい不味かったです。たしか生煮えのラビオリだったような……。
食事中はバンドの生演奏があったのですが、中国人の酔っ払ったツアー客のおっさんがマイクをうばって生オケやりはじめたり、踊り始めたりしたのには驚きました。すげぇよ、中国人。昔の農協ツアーのおっさんたちもこうだったのかなぁ(笑)

さっさと食事を終え、外に出ると少し天気が良くなっていました。
おおお!海が青い!!日本の海と全然色が違うぞ!!
しかし、それは一瞬ですぐにまた空は厚い雲に覆われ、海は暗く沈んだ色になってしまったのでした。うーん、残念。


春の海と空

<イドラ島>

食後、1時間もせずイドラ島へ到着。ここは小さな島でヨーコさんが言うには「交通機関はロバとウマだけね〜」だそうです。
おお、ロドリオ村はロバだったなそういえば。
しかし、この村何があるんだろう……遺跡は?遺跡はないのか!?博物館は〜〜〜?!
船を下りようとすると、猫や犬が港に集まっているではありませんか。観光客からエサを貰うために集まってるのか!?と思いきや、なんとヨーコさんを待っていたのです。野良犬、飼い犬(笑)、野良猫たちは、ヨーコさんが船から降りると、ヨーコさんのあとについていくではありませんか!!ヨーコさんの手にはドッグフードやキャットフードが……。

白い壁が眩しい

さっきの港と何が違うのか……

ヨーコさんを待っている猫と犬

ヨーコさんの話では島の端から端まで15分との事なので、とりあえず端までいってみました。
が、まだ奥があるではありませんか……。うむ、あの先まで行ったら時間内に帰ってこれないと思うぞ。
どうやら湾の端から端までとの事のようです。てくてくとおくまで進んでいった私達は、そこで見てはいけないものを見てしまいました!!

自動車あるじゃねーかよ……

思わず証拠写真を撮ってしまったのはいうまでもありません。
たしか法律で車の乗り入れ禁止だったはずじゃぁ……。
湾の反対側に行って見ると、そちらは工事中で石畳をはりかえていました。どうやら工事の車両だったようですが……。
このクソ寒い中、海に飛び込んでいるバカ発見。ああ、白人元気だねぇ……。
当然私達は海に飛び込む準備などしていないので、湾でぼーっと暗い海を眺め、そのあと街中をてくてく歩いて散策しました。
が、オフシーズンなので街が静かです……。お土産屋すら締まってるし。
静かな町並みを写真に撮り、会話もなく妹と船に戻ったのでした。

端まで15分では無理だろう

自動車証拠写真

観光用のロバタクシーの他、普通に働いている馬もいる

晴れてなくても街中は素敵でした

レモン〜〜

働く馬発見

<恐怖!!XX爆弾の罠>

そういえばこのツアー、昨日までご一緒だったフランス人の家族連れやインド人の家族連れも参加してて、朝送迎のバスで会い、お互い驚きながら挨拶しました。
おまけにあの日本人のにーちゃんたちまで一緒でしたが、そのうちの2人は船にすっかり酔ったらしく、顔を青くしていました。
グリークダンスのショウがあるので、しばらく待てといわれたのですが、船内はどうも船が激しく揺れるので外へでました。それにしても日本人ツアー客って大人しすぎです。
いつまでたっても始まらないショウをじーっとその場で待っているのです。
日本人ってお行儀よすぎと思いました。

外では先ほど海に飛び込んでいた白人がデッキで酒を回し飲みし、大騒ぎをしています。
なんだか嫌な予感がする……。
白人の一人が吐きました。
ぎゃぁぁぁぁぁぁ!しかもそれが風に乗って飛んでるではありませんか。
これは危険だと私はダッシュでその場を離れたのですが、妹がなんと吐いている場所の3メートル下のほうにいたのです。
妹にあわてて遠くから声をかけたのですが、時既に遅し……。妹はゲ■爆弾の被害にあっていたのでした。
寄るな!汚い!エンガチョーーー!
被害にあったカバンを洗い、船内に戻ると既にグリークダンスのショウがはじまっていました。
なんかフォークダンスのような可愛い踊りです。おお、民族衣装が可愛いぞ。

グリークダンス終了後、船はエギナ島へ到着。
すぐにオプショナルツアーの廃車寸前オンボロバスに乗り込めとのことなので、ダッシュで乗り一番前へ座りました。
ガイドはヨーコさんです。私が写真を撮り、妹がメモ。完璧です!
が、がりがりメモをとり、パシャパシャ写真を撮っているのがかなり異様にみえたのか、隣の席のねーちゃんにびびられてしまいました。
イドラ島もあのさくらもどきが沢山咲いていました。ここで謎判明。
あれは桜ではなくアーモンドの花だそうです。やっぱり日本語のガイドがあるっていいなぁ〜〜。


世界の車窓から〜アフェア神殿への田舎道

バスは細い道を乱暴な運転でぶっ飛ばし15〜20分ほどでアフェア神殿へ到着。
ぅおおおお、2階建てだ!!2階建ての神殿だぞ〜〜〜!
アニメの磨羯宮が2階建てなので、妹と思わずニヤニヤしてしまいます。が、周囲は普通の日本人だらけなので大喜びできません。
とりあえず写真を撮り、周囲の様子を伺います。
そう、今日もコートの下は赤いTシャツなのです。
この寒空の下、しかも赤いTシャツってどうなのよ?(笑)

光のニンフ・アフェアの神殿

これでもかなり保存状態がいいほう

船に乗ってた人たちがほとんど移動してきたので、お客さんだらけ〜

復元図

神殿内部

遺跡から5メートルほど離れたところに建物発見。近寄ってみると何とシャイナさんが住んでいた家に似ているではありませんか。
ぅおおおおお!星矢だ星矢!こんなところに星矢ワールドが!(笑)
しかも遺跡からすこし下がったところにあり、人目につきません。そしてそろそろ集合時間が近いせいか、人も遺跡から消えています。
今だ!今しかない!!コートを脱げ!!!
てなことで、ツアーに参加していてもやっぱり赤い人の写真を撮ってしまったのでした(爆)

ぅおおおお!シャイナさんの家だ!(違)

ねばりにねばって、今日も赤い人なのでした

遺跡の入り口で図録を購入。アフェア神殿のみの図録がなかったので、色々な神殿の構造が書かれたものを購入しました。
そのあと、神殿の向かいにある売店で、ヨーコさんお勧めのピスタッチオアイスを購入し走ってバスへ。
バスはすぐに出発し、さっそくアイスを食べました。

うまーーーーーーーーーーーーーーい(><)ノ

さっぱりしていて美味しいです。どうしてこれ日本で売ってないんだ!?コンビニで売ってたら毎日食べるぞ!!

10分ほど走って、アギオス・ネクタリオス修道院に到着。こちらはまだ建築中だそうで、内部の写真も撮れました。
が、新婚旅行の日本人客が内部でフラッシュたきながら、おおはしゃぎでピースサインしながら写真を撮っていたのはどうかと思いました……うーん……。

アギオス・ネクタリオス修道院

天井から下がっていた十字架の多分ライト

見学時間は30分もなく、あっという間に終了〜〜。はー、ツアーって不完全燃焼だわ。
アフェア神殿だったらせめて2時間はほしい!!前の島二ついらないから朝からこの島に連れてきてくれればよかったのに〜と妹とこっそりグチっていたのでした(笑)

港に戻り、集合時間までまだ30分ほどあったので、お土産屋を見て歩きました。この島の名産品はピスタッチオなので、どの店もピスタッチオだらけです。とりあえず記念に一袋購入。島価格なのか、本土より微妙にお土産の値段が高いです。
そしてギリシアもなかなかのエロ天国で、ヌードカレンダーやエロトランプが売っているではありませんか。
「どうせならマッチョのにーちゃんのヌードカレンダーがいいよね〜〜」と妹と笑っていると、ありました!!
2003年マッチョカレンダー!!!おおおおお!アイオロスがいっぱいだぁぁぁぁ!!!。
当然購入ですよ!買いましたよ!!!(笑)。アダルトなお土産が堂々と売られているので、こちらも堂々と購入してしまったのでした。


世界に羽ばたく電気ネズミ……ブサイクだなぁ

港で発見した野良犬野良猫のための募金&餌箱。

船に戻ると、日が暮れ始めたので甲板は寒く、仕方なく船内で大人しくしていました。が、ゆーーれーーるーーー。
吐く、吐くよ、マーマ!!船はやっぱりだめだよ!!
気を紛らわそうと、船の中を散策すると、何と1階でまたグリークダンスのショウをやっているではありませんか。
今度は日本人以外のお客さん向けなのです。
あ、内容が違う〜〜〜(笑)やはりさっき見たのはシャイな日本人むけだったのでしょうか、外人向けの方が内容が濃いというか、お客さんをより積極参加させるようなかんじでした。
妹もうきうきとダンサーにてをひかれグリークダンスを一緒に踊っていました。元気だな、妹よ。
日はすっかり落ち、遠くにアテネの明かりが見えます。船員の紹介、船長の挨拶があって、船はアテネへ到着。

そのとき、妹が当然私に船員のおっちゃんを紹介してきました。
私が船酔い防止のために一人で大人しく座っていた間、すっかり船員のおっちゃんと仲良くなっていたのです。
で、おっちゃんが「わーにゃをギリシアにおいていってくれ!!」というので「どうぞもってってくれ!」と妹をあっけなく売ったのでした(笑)

さっさと送迎バスに乗らないとおいていかれてしまうので、急いで船をおります。あれ?妹、船に残るんじゃないのか?(笑)
おっちゃんは全然妹の好みじゃないそうで、妹はギリシアに残りませんでした。

行きに送迎に来たバスと同じ番号のバスに乗らなくてはいけないのですが、いかんせん、いろんなツアーのバスがとまっていて分かりづらい!。しかも行きと同じバスじゃないし!!!
このバスでいいんだよね〜と半信半疑で妹と座っていると、フランス人の家族連れが乗ってきたので、おそらくこれでいいのだろうと一安心(爆)。バスはこれで正解で、ちゃんとホテルまで送ってくれたのでした。

<ギリシアのお土産>

明日は午前中にアテネを発つので今晩中にお土産を買わなくてはなりません。
自分達のお土産は図録山盛りとアテナ像、ニケ像を買ったのでもういらないのですが、会社とかお友達とか……日本人としてやはりお土産は買わなくてはいけないのです。
ということでまたしてもプラカへ出かけました。
京都のお土産屋みたいなもので、プラカで売っているものはどこもさして変わりません。
大まかに分類すると

1:オリーブ関連商品(オイル、石鹸)
2:絵葉書、図録
3:グリークアート(壷、皿、彫刻)
4:海綿
5:Tシャツ、衣料品
6:キーホルダー・アクセサリー

といったかんじでしょうか。お菓子やお酒、食品類はあまり見かけません。値段は店によって異なるので、足を使って店を1軒1軒見て回ると面白いです。ええ、店員が楽しいのです。
「コンイチハ〜〜!ニホンジーン?ヤスーーイ!」と満面の笑みで客引きしてきます。観光で食べているだけあって、商売熱心というか愛想よすぎです!。
しかも「これ10個かうからまけろ!!」と交渉したら安くしてくれました(笑)
一番楽しかったお店は、自称日本語が得意な店員!
どうやら彼はホッカイドー↑(語尾が上がる)に行ったことがあるらしいのですが、私達に「トロニコー、トロニコー」と言うのです。北海道にトロニ湖なんてあったか??
何のことだかわかんないよーといったところ、彼はなんと日本語メモ帳を見せてくれました。ノートにイラストとギリシア語と日本語がかかれているもので、おそらくこのお土産屋かいわいに出回っているものとおもわれます。
そして彼は鶏のイラストをさし「トロニコー」というんではありませんか……。

トロニコ=鶏肉

あ、なるほど!私が先ほどから銀の卵の置物を熱心にみていたら、それでトロニコといっていたのか!!
てか、ちょっとまて!!これは卵だタ・マ・ゴ!!!やっぱり兄ちゃんは卵の置物をさしてトロニコ〜〜言うので、これは「TAMAGO」だと教えておきました。ギリシア人面白すぎ。

プラカを歩いていると、先日食事したタベルナでまたしても客引きのおっちゃんに捕まりましたが、「火曜に食った!」と言ったらすぐに放してもらえました。この手は使えますよ、奥さん!(笑)
今日の夕飯は昨日の店がとても気に入ったので、プラカからあるいて昨日の店まで行きました。シンタグマ広場→プラカ→アクロポリスは徒歩圏内なのです。
本日の夕飯:トマトのご飯詰(ピペリエス・イエシステス)、チキンのスブラキ、ウゾ
ギリシアに来たらウゾ飲んでおけ、ってことで、松脂入りワインのウゾも頼みました。奇想天外な味がするそうなのですが……、これって消毒?病院のにおいがすると思ったのは私だけでしょうか。けっこう強いお酒なので、私はなめるだけでやめておきました。あまり上品な味ではなかったです。
トマトのご飯詰ですが皿の上に赤い物体と緑の物体がのってでてきました。こ、これは……これはどうみてもピーマンのご飯詰です。赤いほうは確かにトマトですが、その隣はピーマンのご飯詰……。うげぇぇぇぇ、ピーマンくせぇぇぇぇぇ。こんなもの食えるか〜〜〜(号泣)
あまりのピーマン臭に、妹が「お姉さん、ごめん。巨大ピーマンでてきちゃったよ」と珍しく平謝りでした。妹曰く、ピーマンが辛くて美味しかったそうです。
そんなわけで私はチキンのスブラキを食べたのですが、こちらはただの焼き鳥でした。でも美味い♪
会計は昨日よりも少し高く15ユーロ。それでも安いよなぁ。
もっとも今のデフレの日本と比べたら、全然高いのですが……。

今日は怪しい番組がやっていなかったので、さっさとホテルに戻りました。明日はいよいよ帰国ですから、荷物をまとめなければいけないのです。
一番大きいカバンだけに沢山入るのですが、飛行機の重量制限があるので図録やお土産を妹と分けカバンに詰め込みます。とにかく図録の山とオリーブオイル石鹸が重いのです。
そして風呂から出てTVをつけると……

おおおおお!なんてHな番組がやっているんだ!!(笑)

ついに見ましたよ〜〜!公共電波でアダルト番組!!しかも超過過激で、そのうえ何とご丁寧に画面の右上にR指定マークがついているんです。
夜11時過ぎるとアダルト番組がやっているというのは本当だったのです!!ギリシアはやっぱりエロ天国だ(笑)。
しかし、1週間歩きまくりの萌えまくりだったせいか、おねーちゃんがうっふんあっはんしているTVをつけっぱなしでぐーすか寝てしまったのでした。


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