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結婚相手紹介サービス |
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結婚相談所 のクーリングオフ |
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結婚情報提供サービス |
結婚相手紹介サービス |
結婚相談所 |
は、「特定継続的役務提供契約」に該当する契約であれば、
営業所で契約した場合であっても、 |
自分の意思で、お店や営業所に出向いて
契約した場合であっても、 |
「クーリングオフ制度」「中途解約制度」の適用対象となります。
結婚情報提供サービス |
結婚相手紹介サービス |
結婚相談所 |
単なる交際相手の紹介は含まれません |
大手事業者のコース契約では、初期活動費用として20万円〜40万円程度かかる事が多いため
自宅に戻ってから、よく考えたが、
やはり高額なので考え直したい |
という、予算面での解約理由が多く寄せられています。なお、念のため、
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よくある契約費用の項目 |
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大手事業者では、12カ月分の活動費を、
契約締結時にまとめて先払いするタイプが
多く見られます。 |
入会金
登録料 |
2万円〜3万円程度 |
活動初期費用 |
5万円〜数十万円 |
月会費 |
月額 数千円〜2万円程度 |
活動期間 |
12カ月会員など、
契約内容により異なる |
成婚料 |
必要な事業者と、
無い事業者とがある |
契約時に数十万円の初期活動費用を払い、
月額会費は別途支払うタイプもあります。 |
活動期間は12カ月の契約が多く、
2年目以降は契約更新が必要となることも |
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クーリングオフは内容証明郵便で確実に |
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クーリングオフ手続は、簡単に言えば、 |
1 |
クーリングオフ期間内に |
2 |
クーリングオフの意思表示を行った |
3 |
証拠を確保する手続です。 |
電話や口約束では証拠は残りません。 |
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に 内容証明郵便 がお勧めです。 |
当事務所のクーリングオフ手続代行では
クーリングオフの確実な証拠書類となる
内容証明郵便 を利用して手続を行います。 |
クーリングオフは、内容証明郵便で |
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特定継続的役務提供契約 |
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特定継続的役務提供契約に該当するには、
下記の要件を充たす必要があります。
金額要件 |
契約金額が5万円を超えるもの |
期間要件 |
サービスの提供期間が2カ月を超えるもの |
役務の内容 |
結婚を希望する人への異性の紹介
に係るサービス提供契約であること |
単なる交際相手の紹介は含まれません |
例 結婚情報提供サービス
例 結婚相談所
例 結婚相手紹介サービス |
登録会員の中から、希望条件に合う
結婚相手の情報を提供するサービス |
定期的な情報提供に加え、
インターネットや情報端末を使って
自分でも候補を検索できるサービス |
仲人業など、従来からある、
結婚相手の紹介や、
お見合いのあっせんを行うサービス |
関連商品 |
上記のサービス契約に関連して購入した
指定された関連商品であること。 |
指輪 婚約指輪 装身具
真珠 ジュエリー 貴石・半貴石 |
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ネット専業婚活サイト |
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金額要件(5万円を超えること)について、
たとえば、比較的低額な料金で利用できる
「インターネット専業の婚活サイト」については
契約金額が5万円を下回るなど、特定継続的役務提供契約に該当しない場合があります。
ネット専業婚活サイトの例 |
入会金 |
10,500円 |
月会費 |
月額2,000円 |
会員期間 |
月単位 あるいは 1年間会員 |
成婚料 |
なし |
上記の例では、年会員の場合でも、
支払金額合計が50,000円を超えず、
特定継続的役務提供契約に該当しない。 |
つまり、特定商取引法に基づくクーリングオフ制度が利用できない場合があるため、契約書等に「自主的なクーリングオフ制度を認める特約」が無いか、確認が必要となります。 |
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関連商品のクーリングオフ |
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結婚情報提供サービス、結婚相手紹介サービスの契約は、特定継続的役務提供契約に該当する場合、
サービス提供契約だけでなく、関連して購入した商品(指定された関連商品)についても、クーリングオフ制度の対象となります。
特定継続的役務提供契約の関連商品としては、下記の商品が指定されています。
関連商品 |
真珠及び貴石並び半貴石 |
指輪やその他の装身具 |
なお、結婚情報提供サービスの大手事業者では、ジュエリーや婚約指輪の販売が行われることは、まれですので、
大手事業者と契約をされた方には、あまり関係が無いかもしれません。 |
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ジュエリー販売の複合契約 |
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これは、過去にごく一部の業者が行っていた、
結婚相手紹介サービスと、
ジュエリー販売の複合契約 |
を念頭に置いたものです。例えば、
セールストークの例 |
「当社の結婚相手紹介サービスには、幾つかのコースがあります」
「会員登録費用の全額をお支払いいただく「通常コース」と、会員登録費用の代わりにダイヤを購入していただく「ダイヤ会員コース」 とがあります」
「通常コースの場合、確かに費用はダイヤ会員コースよりも安くなりますが、活動が終了したら、それでお終いで、後には何も商品は残りません」
「しかし、ダイヤ会員コースを利用すれば、ダイヤを購入していただくことで、会員登録費用が全額免除となる上に、活動が終了した後も、ダイヤという資産が残ります」
「無事にお相手が見つかって、成婚に至れば、当然、婚約指輪が必要となりますよね?」
「ダイヤ会員コースを利用していれば、ダイヤをすぐに婚約指輪にすることができます」
「もし不運にも、お相手が見つからず、成婚に至らなかった場合でも、ダイヤという資産が残りますので、無駄にはなりません」
「それに、もし将来、結婚相手が見つかった場合には、このダイヤを婚約指輪にすることができます」
「ダイヤのお直しも受け付けていますので、リングにすることも、ペンダントにして自分で使うこともできます」
「確かにダイヤ会員コースを利用すると、金額は大きくなりますが、あとあとの事を考えれば、お徳です」
「ほとんどの方は、お得なダイヤ会員コースを選択しています」 |
などと、一部の事業者が、結婚相手紹介サービスをジュエリーを販売する手段として利用していたため、関連商品に指定された経緯があります。
特定商取引法が改正された2003年以降は、この複合契約に関する相談は減少しています。 |
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