撮影: 2000.4.4

休園日の4月4日、横川駅構内に留置中だった屋外展示車両4両のうち、オシ17 2055とマイネ40 11が園内へ搬入されました。
また、これら展示車両の追加に伴い、屋外展示スペースの車両配置も一部変更されました。今回、移動したのは、EF80 63、EF59 1、EF60 501、オハユニ61 107です。

なお、車両配置変更中のため、マイネ40 11とオハユニ61 107は、屋外展示スペース搬入線入口付近で仮留置されています。
横川駅構内に残っているスニ30 8とキハ20 467の園内への搬入については近日中に行われます。
これら車両の搬入と展示場所移動については1周年前までに完了する予定です。それまでの間、お目当ての車両を間近で見学できないかも知れませんが、ご了承ください。
また、鉄道展示館のEF63シミュレータについては、現在調整作業中です。今しばらくお待ち下さい。

※本記事は、碓氷峠鉄道文化むらの許可の元で取材を行い掲載しています。



4日は休園日。早朝より作業が始まりました。まず仮設線路を設置、展示場所を移動する車両を仮設線路を使って一旦園外に出します。
文化むらのモーターカーTMC500Aが単機でEF60 501とオハユニ61 107を牽引して、仮設線路上を園外=軽井沢側へ動き始めました。


仮設線路はほぼ25パーミルの登り勾配でEF63保存運転線横を通り、中山道踏切の軽井沢寄りで旧信越線の線路につながっています。
最初はTMC500A単機でEF60+オハユニ61を引っ張り上げようとしたのですが、2度のチャレンジにも関わらず結局登りきれませんでした。


TMC500A単機での牽引をあきらめ、EF60+オハユニ61を後退させて待機です。



モーターカーTMC500A+TMC200Bの重連で3度目のチャレンジ。
2フィートSL「あぷとくん」のレールをまたぐ仮設線路がEF60の重みで撓んでいます。


今度は何とか勾配を登ることができました。前方にはまだ残る旧信越線の架線柱が見えます。EF60+オハユニ61は、前方のカーブの先の旧信越線上まで牽引され、一旦留置されました。


EF60+オハユニ61を残して、TMC500A+TMC200Bの重連が園内に戻ってきました。
今度は、EF59 1を牽引して出ていきます。


展示車両の搬入作業でおなじみの東鉄工業のユンボ。作業のため展示線路上を移動しているところです。キャタピラを使わず、線路移動用の車輪を使って移動します。


ユンボのショベルで仮設線路を引き寄せて移動します。




現物合わせでレールを切断してボルト穴をあけ、レールを連結します。
仮設線路が手馴れた作業で組まれていきます。


仮設線路はこのように2フィートSL「あぷとくん」の線路をまたいでいます。




2フィートSL「あぷとくん」の線路をまたぐ仮設線路。




5インチミニSLの線路にはゴムを敷いてまたぎます。




5インチミニSLの線路をまたぐ仮設線路。




EF80 63の展示線と仮設線路がつながりました。今度はEF80が引き出されます。







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