rarp/arp の謎


SunOS では、rarpd が tftp とも絡んでいて、/tftpboot 以下の boot file を調べて、ファイルが無ければ delayed responder モードで応答したりします。

さらに、rarpd が kernel の arp テーブルを作成するようになっています。 (初期の boot ROM が tftp 時に arp に応答できないのを補うためと思われる)

ところが悪いことに、SunOS 4.1.4 では、自分自身の MAC が arp テーブルとして kernel に記録されてしまうと、kernel は自分自身と IP レベルの通信ができなくなってしまうようなのです。 つまり、rarpd を動かしているマシンがあり、/etc/ethersrarpd を動かしているマシン自体の MAC も登録されている状態で、そのマシンの MAC に対応する IP アドレスを問い合わせる RARP リクエストを送ると、rarpd を動かしているマシンがハングします!

以下工事中


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