VMwareでSolaris 8 |
YAMAMORI Takenori ●yamamori |
VMware上にSolaris 8をインストールするには、ATAドライバのDMAを Disableにする必要があります。DMAがEnable の状態では、カーネルの読み込み中にVMwareがcore dump するか、または DMA関係のエラーメッセージが出てインストールが中断します。 Solaris 8では、DMAはデフォルトでDisableとなっていると思われますが、 もしもDMAがEnableになっていた場合は、以下のようにして DMAをDisableにしてください。
なお、ここで使用しているVMwareはあくまで「VMware for Linux」です。 「VMware for WinNT/2000」の場合は、ゲストOSの Solaris 8のインストール時にCD-ROM の認識に不具合があってインストールできないようです。 ただし、その場合でも何らかの方法でSolaris 8のディスクイメージを作成してしまえば、VMware 上でゲストOSとして動作させることは可能でしょう。
DMAをOFFにするには、Solaris 8のインストーラの、 Device Configuration Assistantの画面の途中の、
[ ] CD [ ] NET [ ] DISK
という、ブートデバイスを選択する画面のところで、 ブートする前に次のように画面を操作します。
ファンクションキーの「[F4]Boot Tasks」を押します。 ↓ [X] View/Edit Property Settings を選択します。 ↓ ここで表示される画面上で、[ ] ata-dma-enabledという項目を見つけ その値を 0 に設定します。(下図)
これでDMAはOFFになりました。
あとは、再びブートデバイスの選択画面に戻り、通常通りCD-ROMからブートすれば、 VMware上にSolaris 8がインストールできます。