Solaris 9をディスクレスにする |
YAMAMORI Takenori ●yamamori |
Solaris 7では、1枚の CD-ROM から WebStart(当時はHotJava)のインストーラか「対話式インストーラ」を選択して起動することができましたが、 Solaris 8以降、WebStartのインストーラは「Installation」の CD-ROM として分離され、「対話式インストーラ」の方は、「Installation」ではなく、 「Software 1 of 2」の CD-ROM から起動して立ちあげます。この場合、「Installation」CD-ROM は必要なく、Solaris 8 または Solaris 9 をダウンロードで入手する場合は、「Installation」の ISO イメージはダウンロードしなくて構いません。
さて、この「対話式インストーラ」も、Solaris 9 ではウィンドウマネージャとして twm を使用するようになり、 Solaris 8 やそれ以前の olwm や cmdtool の画面とは見ためが大きく変わりました。(下図)
●Solaris 9 Software 1 of 2 の「対話式インストーラ」(twmの画面)
●Solaris 8 Software 1 of 2 の「対話式インストーラ」(olwmの画面)
Solaris の「対話式インストーラ」は、OS のインストールのためだけでなく、この CD-ROM からブートしてシステムを修復したりするのに役立つため、Solaris 9 での「対話式インストーラ」の変化は少々気になるところです。