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浴室リフォーム工事  ユニットバス工事 の訪問販売

浴室のリフォームについて、一部の悪質訪問販売業者による勧誘についてのご相談が寄せられております。扱われる工事としては、

浴室リフォーム工事
マンションのユニットバスリフォーム
脱衣所のリフォーム
トイレリフォーム
キッチンリフォーム

などがあります。中には、給湯器の交換工事を勧める訪問販売業者もあります。

「無料で水回りを点検しています」
「お風呂の無料点検を行っています」
「この地域限定でモデル工事を募集しています。
今なら特別にモニター価格で工事が受けられます」
「このマンションで浴室リフォーム工事を
行っている者です。入居者の皆様に
工事のご挨拶に伺いました」

などの名目で訪問し、

「湿気で浴室周りが腐り始めています」
「浴室にひびが入っていて、湿気やお風呂の水が漏れ出しています」
「モデル工事を募集しています。募集枠はあと2人しか残っていません」 
「今日、契約を決めていただれれば、モニター価格で工事ができます」
「このマンショで工事していますので、今なら資材運搬費などが不要とり、割引価格で工事が受けられます」

などと、浴室リフォーム工事をするよう、勧められます。

もちろん、町の工務店や建築会社など、誠実に工事を行ってくれる事業者も多数ありますので、浴室リフォーム工事の契約に問題があるということではありません。

ご相談が多いのは、事前に販売目的を告げない、突然の訪問販売による契約についてです。浴室リフォーム工事についての悪質訪問販売には、点検商法見本工事商法リフォーム次々販売などがあります。


浴室リフォーム工事  よくある勧誘


よくある勧誘 電話でのアポイント
ある日突然、リフォーム会社から電話がかかってきた。

「お風呂の無料点検を行っております。お風呂回りや排水管が老朽化していないか、水漏れを起こしていないか、無料で点検をさせていただいております」

などと、無料点検を勧められた。自宅の風呂回りが古くなっていたこともあり、点検を受けるため、担当者が自宅へ訪問することを承諾した。


よくある勧誘 高齢者を狙うケース
休日、離れて暮らす高齢の両親の家に帰ったところ、知らない間に浴室リフォーム工事の契約をしていたことが判った。

驚いて事情を聞くと、まず、排水管の無料点検の名目で、担当者が訪問してきたらしい。

作業員を呼んでもらい、無料点検を受けたところ、ついでに、浴室の排水管と浴室も見てもらうことになった。その際、担当者から、

「排水管が古くなって、だいぶ錆びていますね」
「浴室の洗い場にもひびが入っていて、下に水が漏れています」

「家の基礎部分や土台に水が広がっていますので、木部が腐り始めています」
「トイレやお風呂場から、ときどき変な臭いがしませんか?」
「家の基礎に関ることなので、このまま放置していると、大変なことになります」

などと説明され、怖くなってしまい、勧められるまま、浴室と脱衣所、トイレのリフォーム工事を契約したらしい。

聞くと、過去にも何度か外壁塗装の訪問販売や、床下換気扇の訪問販売で契約をしたことがあると判った。

過去に訪問販売でリフォーム工事を契約したことで、訪問販売業者がよく来るようになったらしい。


よくある勧誘 マンションへの訪問販売

ある日突然、住んでいるマンションの自室に、リフォーム会社の担当者の訪問を受けた。

「このマンションでリフォーム工事を行っている者です。入居者の皆様に、工事のご挨拶に伺いました」

「いま、入居者の皆様を対象に、お風呂の無料点検のサービスを提供させていただいております。このマンションの全てのお部屋で、無料点検が利用できます」

などと説明され、「それならうちもやってもらおう」と思い、無料点検をお願いすることにした。
担当者に作業員を呼んでもらい、浴室の内部や、浴室の天井を開けて、状況を診てもらった。

ところどころ傷んでいる個所があったらしく、

「全体的に古くなっていますね。そろそろ補修をしないと、いずれ、浴室から湿気や水が漏れて、コンクリートが腐食することになるかも知れません。この機会に浴室のリフォーム工事をしてはどうですか」 などと勧められた。

たしかに、このマンションを購入してから、かなり時間が経過しているので、ところどころ傷んでいても不思議ではない。

担当者の説明を聞いていたところ、担当者がモデル工事、モニター制度について説明を始めた。

「現在、この地域は当社のモデル工事のモニター募集地域になっています。いまなら、モデル工事として、モニター価格で工事をすることができます」

「モデル工事と言っても、工事完了後に何枚か写真を撮らせていただくだけです。この地域での工事実績として、説明資料として使わせていただきます」

「あとは、できれば工事の満足度について、口コミで拡げていただければ、当社としてもとても助かります」

「現在、このマンションの他の部屋でも工事を行っていますから、いま契約していただければ、資材や工事用機器の運搬費用が必要なくなります。その分、さらに工事価格を安くすることができます」

「モデル工事、モニターの募集枠は、ほぼ埋まっていますが、あと2名様、募集枠が残っています。おそらく今日か明日には募集枠は埋まってしまいますので、この価格を提示できるのは今日だけになると思います。今日のうちに結論を出してしまいましょう」

などと説明を受けた。

本来の工事価格から大幅な割り引きがあり、今日契約すれば、100万円程度で浴室のリフォーム工事が受けられると説明された。

ユニットバスも、誰もが知っている有名メーカーの製品だったので、なんとなく安心してしまった。

「値引きを受けられるし、いずれ必要となる工事だから、これはいい機会だ」 と思い、勧められるまま申し込むことにした。
しかし、翌日になり、冷静になって考えてみたところ、他社で見積もりを取らずに申し込みをしてしまったので、実際の相場がどの程度なのか、よく判らないことに気が付いた。

インターネットで製品の型番を検索してみたものの、工事項目は多数あるので、安いかどうか、素人である自分にはよく判らなかった。

他の部屋でも工事をしていると言っていたが、どの部屋で工事を行っているか、よく判らなかった。

マンションの管理組合に相談してみたところ、他の部屋でも似たような勧誘があったらしく、苦情が寄せられているとのこと。

どうも、どこかの部屋で工事を行っているのは本当のようだが、そのついでに、マンションのほとんど全ての部屋を訪問して勧誘をしたらしい。

浴室が傷んでいるという説明や、モデル工事、モニター割り引きの話が本当なのか、だんだん心配になってしまった。

リフォーム工事は、通常であれば、複数の工務店から見積もりを取り、何社か比較した後に、最終的な判断をするものですが

訪問販売の場合、担当者の突然の訪問や説明などにより、他社との比較検討を行う前に、勢いで契約をしてしまうことがあります。

そのため、浴室リフォーム工事の訪問販売について、クーリングオフ代行の依頼理由で多いものは

勢いで契約したものの、契約金額が大きいので、やはり検討しなおしたい。
本当に安いのかよく判らない。何社か見積もりを取り、もう一度よく検討したい。
マンションの他の部屋で工事しているといっていたが、どの部屋かよく判らない
マンションの管理組合に相談したら、似たような苦情が来ているらしく、信用しても大丈夫か不安になった。

などの理由です。


クーリングオフは、内容証明郵便で確実に
クーリングオフ手続は、簡単に言えば、
契約者側が、自分で証拠を確保する手続です。
証拠を確保し、トラブルから自分を護る手続です。
1 クーリングオフ期間内に
2 クーリングオフの意思表示を行った
3 証拠を確保する手続です。
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に 内容証明郵便 がお勧めです。
電話や口約束では、証拠は残りません。
また、専門事務所の手続代行により、
相手からの再説得や、トラブルを抑止します。
当事務所のクーリングオフ手続代行では、
クーリングオフの確実な証拠書類となる
内容証明郵便 を利用して手続を行います。
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