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絵画商法 絵のキャッチセールス |
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繁華街や駅前で突然呼び止められる、「絵画商法」「絵画のキャッチセールス」。
画廊に誘われ、ついていくと、高額なシルクスクリーンなど、絵画の勧誘を受けることとなります。 |
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よくあるご相談 |
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秋葉原の駅前を歩いていたところ、突然女性から声をかけられ、チラシか何かを渡された。
気軽に受け取ると、そのまま女性に捉まり、「近くで絵の展示会をやっていますので、見学していって下さい」などと誘われた。 |
女性に案内されるままギャラリーに入ると、店内に飾ってある絵について説明が始まった。
雑談をしながらしばらく見学していると、そのうち女性から、「気に入った絵はありましたか?」などと尋ねられた。 |
適当に「この絵なんかいいですね」と答えたところ、「絵のセンスがいいですね。この絵を選ぶなんて、只者ではありませんね?」などと絶賛され、そのまま、絵についての説明が始まった。 |
そのうち、ギャラリーの奥に移動し、本格的な絵の説明が始まった。そのうち、いつのまにか、その絵を購入する話となってしまった。 |
最初のうちは断っていたが、しつこい勧誘が長時間続き、契約しないと帰れない状況になってしまった。 |
お店で契約した商品だが、できればクーリングオフしたい。担当者に電話をすると、また長時間説得を受けそう。 |
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さらなる勧誘に注意が必要です |
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絵画商法では、最初にした契約をクーリングオフをしなかった場合、後日、2回目、3回目の勧誘を受けることがあり、注意が必要です。
1回目の勧誘 |
路上での呼び止め |
絵のキャッチセールス |
↓
↓
2回目の勧誘 |
電話等で展示会に招待される |
絵画の二次勧誘、次々販売 |
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最初の契約からしばらく経つと、再び担当者から電話があり、
先日購入された絵の作家さんが来日します |
来日記念で、先生の個展が開催されます |
絵のオーナー懇親会もありますから、
遊びに来て下さい |
などと、展示会への参加を誘われます。
誘われるまま展示会に遊びに行くと、
この機会に原画を購入するとよい |
特別に確保しておきました |
などと、再び絵画を購入するよう勧誘を受けてしまうことがあります。詳しくは、
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絵画商法 よくある勧誘の流れ |
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東京の繁華街を歩いていたところ、女性がチラシか何かを配っていた。
何気なく受取ったところ、女性から呼び止められた。
「近くで絵の展示会をやっています」
「見学していって下さい」
と誘われ、近くのギャラリー (画廊) に案内された。 |
見学のつもりでギャラリーに入り、担当者から説明を受けながら絵を見ていたが、
しばらくすると、担当者から、「この中で、何か気になった絵はありますか?」と尋ねられた。
適当に「この絵なんかいいですね」と答えたところ、なぜか担当者が驚いた。
「この絵を選ぶなんてすごい!」
「お客様、ただ者ではありませんね?」 「絵にお詳しいんですか?」
「絵の良し悪しは、値段ではありません。芸術的感覚で、インスピレーションで選ぶものです」
「画家の先生からも、「自分の作品は、この作品の価値が理解できる人に譲って欲しい」と言われているんです」
「作品の価値が理解出来る、お客様のような方に、ぜひこの絵のオーナーになっていただきたい」
「世の中には、縁とか、運命とか、あると思うんです。今日お客様がこの絵と出遭うことができたのも、もしかすると偶然ではなく、必然だったのかもしれません」
「この必然的な出会いを、無駄にしたくありません」
などと、「芸術的感覚が素晴らしい」と、物凄い勢いで絶賛された。
絵を見るだけのつもりでギャラリーを訪れたが、いつの間にか、絵を購入するよう、勧誘が始まってしまった。 |
担当者は、
「お席にご案内します」
「この作品について、詳しく説明させていただきます。とりあえず、この作品は展示から外しておきますね」
などと言いながら、ギャラリー奥の席に移動することになった。
先ほどの絵も、展示場所から外されて、三角イーゼルに移された。 |
三角イーゼルに移された絵を前に、担当者は作品と画家の説明を始めた。
「この絵は、シルクスクリーンといって、限られた枚数しか、この世に存在しないんです」
「ここに100分の52と書いてありますよね?これは、この世の中に、たった100枚しかない中の、52番目の絵、ということなんです」
「画家の先生は、最初、「原画しか売りたくない」と仰っていたのですが、当社の社長が先生にお願いして、特別に100枚だけ、シルクスクリーンを作る許可をいただいたんです」
「ただ、特別な許可をいただく代わりに、「作品の価値を理解できる人以外には、売らないで欲しい」という条件が付けられているんです」
「ですから、誰にでもお譲りできる訳ではないのです」
「お客様は、この作品を一目見て、先生の世界観を見抜くことが出来た方です。お客様のような特別な方にこそ、この作品を持っていただきたいのです」
「100枚のうちのほとんどは、美術館やコレクターなど、言わば「絵の世界のプロ」が買い集めるので、一般の方が購入できる機会は、滅多にありません」
「ですから、この作品を買うことができる機会は、今日が最後かもしれません」
「世の中には、縁とか、運命とか、あると思うんです。この1枚は、偶然ここにあるのではなく、出会うべくして出会った、必然的な出会いだと思うんです」
「想像してみて下さい。絵のある生活って、心が豊かになりますよね?」
などと、数時間にわたり、絵の購入を勧められた。 |
最初のうちは「高額すぎて、自分には払えない」と、購入を断り続けていたが、
そのうち、担当者が「値引きできないか、上司と交渉してみます」と言いながら席を外した。
しばらくすると担当者が戻ってきて、
「おめでとうございます。本社に電話をしたところ、たまたま社長が直接電話に出てくれてたんです」
「社長にお客様のことを話したところ、
「先生の作品が理解できる方なら、特別に値引きしても構わない」「作品の価値を一瞬で見抜くなんてすごい。価値の判る方に大切にしていただきたい」
と、特別に値引きを許可してくれました」
「ただ、社長からのお願いがあります。
「値引きのことが、他の画商やブローカーに知られてしまうと、投機目的でこっそり買い付けに来るかもしれない」「値引きのことは内緒にしておいて欲しい」
とのことです」
「支払は、分割払いも利用できますので、買い逃して後悔することのないよう、いま結論を出しましょう」
などと、勧誘が続いた。
いつまでも勧誘が続き、結局、断り切れずに、絵を購入することになってしまった。 |
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解約妨害、再説得に注意 |
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絵画のキャッチセールスでは、
「クーリングオフしたい」と電話で申し出たが |
「手続のために、一度お店に来て下さい」
などと、お店に呼び出されてしまった、 |
解約しようとお店に出向いたところ、そのまま
店内で数時間も説得を受けてしまった。 |
というご相談が多く寄せられています。 |
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クーリングオフは内容証明郵便で確実に |
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クーリングオフ手続は、簡単に言えば、 |
1 |
クーリングオフ期間内に |
2 |
クーリングオフの意思表示を行った |
3 |
証拠を確保する手続です。 |
電話や口約束では証拠は残りません。 |
明確な証拠を残すには、書面による手続、
特に 内容証明郵便 がお勧めです。 |
当事務所のクーリングオフ手続代行では
クーリングオフの確実な証拠書類となる
内容証明郵便 を利用して手続を行います。 |
クーリングオフは、内容証明郵便で |
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クーリングオフ手続代行の活用 |
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絵画のキャッチセールスでは、専門事務所の
クーリングオフ手続代行が効果的です。 |
しつこい勧誘、解約妨害を抑止します。 |
専門事務所のクーリングオフ手続代行により
業者側は「これ以上勧誘しても無駄だ」と
判断します。 |
一人で対応するより、当事務所にご相談下さい。 |
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絵が届いた日からではありません |
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意外に多いご相談ですが、
クーリングオフ期間は、絵が届いた日から
起算するのではありません。 |
クーリングオフ期間は 申込日から 数えます。 |
申込日を含めて8日間以内に |
販売店に宛てて、クーリングオフの通知書を
発信(発送)する必要があります。 |
「絵が届いてからだと 勘違いしていた 」 |
というご相談が多く寄せられています。 |
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