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マンションの購入を迫る、訪問販売

アンケートなどの名目で突然自宅に訪問してくる、

マンションの購入を迫る、訪問販売

契約を断ろうとすると、圧迫気味に説教をしたり、人格否定を始める、押し付けがましい勧誘が特徴です。何かあると、担当者がすぐに自宅に押しかけてくるため、断ろうとしても簡単にはいきません。

よくあるご相談
ある日、自宅に不動産会社の担当者が訪問してきた。
不動産に関する意識調査をしているとのことで、アンケートへの協力を求められた。
担当者を部屋に入れたところ、幾つか質問をされ、後日また会うことになった。
再度会ったところ、マンションの購入を勧めてきた。
契約を断ろうとしたところ、担当者が怒り出した。
「契約しないのは甘え」「あなたの将来のために勧めているんだ」「真面目に考えろ」などと、なぜか説教されてしまう。
断ろうとしても、長時間自宅に居座り、説教を続ける。10時間以上居座ることもあり、なかなか断れない。
「物件を見にいこう」 などとマンションの見学や、営業所に連れて行かれ.る。

販売される物件は、3000万円〜4000万円台の新築マンション、ファミリー物件や、コンパクトマンションが多く、

今すぐマイホームを持つべき。いつまでも賃貸で暮らすのは甘え。
今すぐに住む予定が無いなら、逆に好都合。賃貸に出せば資産運用になる。

などと、本人の意思を無視した、強引な勧誘が行われます。

担当者が自宅に長時間居座り続け、深夜になっても帰ってくれない。10時間以上居座ることも。
断ろうとすると、なぜか怒り出す。
断ろうとすると「契約しないのは甘え」「自分の人生に無責任」などと、説教される。
「そんなことだから、お前は駄目なんだ」などと、自分の全人格を否定してくる。
自宅に直接来るため、なかなか断れない。
居留守を使おうとしても、自宅前に居座ったり、自宅前で騒ぎ、近所迷惑となる
警察を呼んでもまるで気にしない。逆に、警察官に食って掛かり、追い返してしまう
断ろうとすると、「営業妨害だ、裁判してもいい」などと脅されてしまう。
解約したいと申し出ても、担当者がすぐ自宅に押しかけ、説き伏せられてしまう


マンションの訪問販売 勧誘の特徴

「投資マンションの勧誘」 では、賃貸用のワンルームマンション(20u〜30u)が勧誘の中心となるのに対し、マンションの購入を迫る訪問販売では、

自己居住を目的とした、2LDKなどのファミリー物件
40u前後のコンパクトマンション

についての勧誘が多く見られますが、最近は、

「条件に合った中古の居住用マンションを探してみましょう」と言いながら、かなり割高な中古の居住用マンションを購入させようとするケースや、
20u前後の投資用ワンルームマンションの訪問販売も増えつつあります。

賃貸マンションに住んでいる方、特に、独り暮らしの方が勧誘のターゲットとなります。

自宅に訪問を受けて、自宅で説得される

その後、マンションの見学に連れ出される

営業所やモデルルームで契約書にサイン


勧誘のきっかけとしては、

突然、自宅に訪問してくるタイプ
アンケートの名目、不動産の意識調査の名目などを利用して、突然自宅に訪問してきます。最初の訪問でいきなり契約を迫られることは少なく、多くの場合、

マイホーム購入についての、一般的なアドバイス
アンケート名目での、個人情報の聞き取り調査

にとどまります。

最初の訪問は下準備であることが多く、後日、本格的な勧誘が始まります。
事前に電話でアポイントをとり、訪問してくるタイプ
担当者が電話をかけて、住宅ローンが組めそうな相手かどうか、事前に個人情報を聞き出し、アポイントを取った上で訪問してくるタイプもあります。

訪問販売で、突然マンションの購入を勧められても、ほとんどの方は購入の意思を持っていないため、普通に勧誘しても断られてしまいます。

そのため、最初のきっかけ作りとして、アンケートの名目、不動産の意識調査の名目で訪問します。最初のうちは、勧誘する目的を隠し、個人情報を聞きだそうとします。

住宅ローンが組める相手かどうかの確認
勧誘を開始しても逃げられないよう、
あらかじめ勤務先を聞き出しておく

アンケートを口実に、勤務先や年収、借り入れ状況など聞き出します。

個人情報を聞きだした後も、日を改めて、担当者が訪問してきます。2回目の訪問、あるいは、3回目の訪問で、頃合いを見計らってから、本格的な勧誘を開始します。

いきなりマンションの購入を勧めても、普通は断られてしまうため、押し付けがましい勧誘となりがちです。

賃貸マンションの否定
いつまでも無駄な家賃を払い続けるのはおかしい。
家賃を払い続けても、財産として何も残らない。
いいかげん、こんな無駄なことは止めるべき。
一体いつまで賃貸に住み続けるつもりなんですか?
今の家賃と同じ水準で、ローンを組むことが出来ます。
あなたにピッタリの物件を探してきてあげます。
人格の否定
その歳になって、まだ賃貸に住んでいるなんて
自分に甘えている。自分に対して無責任です。
一国一城の主となって、きちんと身を固めないと。
マイホームを持つことで、自分に対する腹決めになる。
契約しないのは甘え。自分から逃げている。
そんな甘えた考えだから、いつまで経っても駄目なんだ
こっちは、あなたのためを思って勧めているんだ。
あなたの将来を想って、物件を探してきてあげたのに、
断るのはおかしい。人として間違っている。
人の話を真面目に聞け。そんな態度だから駄目なんだ

などと、独特の 「説教勧誘」 「人格否定」 が始まります。

断ろうとしても、「契約しないのは、人として間違っている」などと、延々と説教が続き、「マンションを買わない人」=「人生の敗者」 という、不思議な論理で人格否定されます。

自宅という、他人の目の届かない、密室にも等しい場所で、

担当者 対 自分
担当者 + その上司 対 自分

という状態で、威圧的な勧誘が続きます。

契約に同意するまで、担当者は何時間でも居座ります。10時間を越えるケースも珍しくなく、お昼頃に訪問してから、深夜、翌朝まで居座り続けるケースもあります。

その日の勧誘を乗り切ることが出来ても、日を改めて勧誘が続き、契約に同意するまで何度も訪問してくることがあります。

契約に同意するまで、何度も訪問してくるケース
居留守を使おうとしても、オートロックをすり抜ける。玄関先で騒ぎ出し、ドアを蹴り続けるなど、近所に迷惑をかけるケース
担当者が自宅前や、勤務先の出入口付近で待ち伏せしているケース。担当者につかまり、そのまま自宅へ付いてくることも

担当者に自宅や勤務先を知られ、顔も知られているため、

断っても、また自宅に押しかけてくる
待ち伏せされる
また自宅に居座られて説教される

契約を断ることが難しい状況に追い込まれていきます。


マンションの訪問販売 勧誘の流れ (概略)


第1段階
住宅ローンが組めそうな相手か、まずは個人情報を聞き出そうとします。
最初はアンケートの名目、不動産の意識調査の名目で訪問し、勤務先や勤続年数、年収や貯金の額、借り入れ状況などを聞き出そうとします。
住宅ローンが組めそうな相手と判断したら、適当な名目で、再訪問の約束を取り付けます。
1回目の訪問では、名刺や連絡先は渡されない事が多く、次回会う約束をキャンセルしようとしても、連絡先が判らないことがあります。
第2段階
日を改めて再訪問し、勧誘を開始します
2回目、あるいは3回目の訪問で、マンションを購入するよう、本格的な勧誘が始まります。
契約に同意させるため、説教めいた勧誘や、人格否定により、精神的に制圧し、主導権を握ろうとします。

自宅という、他人の目の届かない、密室にも等しい状況を利用し、長時間居座り続け、説教めいた高圧的な勧誘が繰り返されます。途中で担当者の上司が合流して、勧誘に加わることもあります。
断ろうとしても、すぐにまた担当者が自宅に押しかけてくるため、断ることは容易ではありません。契約に同意するまで、延々と勧誘が続きます。
第3段階
営業所やモデルルームに連れ出され、その場で契約書にサインさせられます
自宅での説得が完了すると、「物件を見に行こう」「物件を見れば気に入るはず」などと、モデルルームや営業所に連れて行かれます。
そのまま、その場で契約書にサインをさせられることに。
常設のモデルルームや、営業所で申込みをした場合、クーリングオフ制度の適用対象から外れる場合があるため、この手法が好まれます。
クーリングオフ制度が利用できない場合は、手付解除を検討することとなります







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